先ず、定年後の高齢者が再就職先を得る為に、求人情報を調べる方法に、「人材バンク」(人材銀行)の活用があります。この、人材バンクとは、専門の技術を持つ人材を有効に活用する目的の機関であり、中高年齢者の雇用促進の対策として、1966年に厚生労働省が発足させたものです。
人材バンク、現在では、①札幌 ②埼玉 ③千葉 ④東京⑤神奈川 ⑥名古屋 ⑦大阪 ⑧京都 ⑨神戸 ⑩岡山 ⑪広島 ⑫福岡、と十二箇所に設置されています。
従って、この人材バンクには、専門的な資格を要する専門職、技術職、管理職、という求人情報が寄せられるのです。
先ず、専門職の代表的なものには、記者、デザイナー、翻訳、
通訳、社会福祉、教育、医療従事者、等が取り扱われています。
次に、技術職の代表的なものには、科学、情報処理、電気、
設備、機械、土木、建設、等の技術者が取り扱われています。
次に、管理職の代表的なものには、調査、企画、倉庫管理、
経営管理、経理、人事、総務、等が取り扱われています。
又、人材バンクの特徴は、利用条件が40歳以上という点にあります。それは、人材バンクの求人情報の職種の大半が、高齢者でも可能というより、経験を持つ一定年齢以上でなければ出来ない、専門性の高さを誇るからなのです。
従って、集まってくる求人情報の年齢条件が、不問であったり高めに設定してあったりと、高齢者にとっては自信が持てるし、何とも喜ばしいことではありませんか。
この、人材バンクを利用するには、求職する地域に設置された人材バンクに出向いて、先ず求職登録をします。その際、「求職カード」に、①職歴 ②資格 ③経験した仕事の詳細 等を記入します。次に、登録された後、希望する職種をリクエストします。そして、求職者の条件が雇用主と一致した場合に、面接が実施されるのです。
そうです、専門の技術を身に着けた高齢者が、再就職の活動をする手段としては、利用条件が40歳以上と限定された人材バンクとは、最高に有り難い存在なのです。何故なら、人材バンクの求人情報の大部分が、経験を持つ一定年齢以上でなければ出来ない、極めて専門性の高い職種であるからです。



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